新海誠を知らしめた作品「ほしのこえ」 ネタバレ&感想 携帯が繋ぐ8.6光年

邦画

どうも管理人katuです。

新海誠監督の「君の名は。」勢い半端ないですね。公開から17日間で動員481万人って…笑

管理人も新海さんのファンで、「秒速5センチメートル」はホント泣く。

ってか、鬱になるのでDVD買ったけど観れないっていうレベルの作品です(;・∀・)

さてさて、そんなこんなで改めて新海誠さんの魅力を再確認しようと思いまして、監督としては第一作?から見直すことにしました。

ちなみに、新海誠と書いて(しんかい まこと)と読みます。管理人だけでしょうか、最初名前の読み方わかんなかったの笑

映画「ほしのこえ」

一文ネタバレ

携帯がつなぐ、8.6光年先の愛

ちなみにYahoo!映画さんではこんな感じ

長峰美加子と寺尾昇は仲の良い同級生。中学3年の夏、美加子は国連宇宙軍の選抜に選ばれたことを昇に告げる。

翌年、美加子は地球を後にし、昇は普通に高校へ進学。地球と宇宙に引き裂かれたふたりはメールで連絡を取り続ける。

しかしメールの往復にかかる時間は次第に何年も開いていくのだった。美加子からのメールを待つことしかできない自分に、いらだちを覚える昇だったが…。

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みどころ

新海さんの半端無い努力

実は、この映画。新海さんが一人で監督・脚本・演出・作画・美術・編集などほとんどの作業を一人で行って作った映画なんです。

約25分と短い映画ではありますが、それでもどこまで頑張ったんだこの人ってレベルでびっくりしますよね。

ちなみに、本作はMacたった1台で作成したそうです笑

風景の綺麗さ

新海映画といえば、まさにこれ!とオススメしたいですね。

新海さんの映画はホント、風景が綺麗。個人的に、雲と光の加減が絶妙すぎます

これは、新海さんの殆どの作品に言えることです。この一人で頑張って作った「ほしのこえ」からだったんですね。

「ほしのこえ」ではヒロインが宇宙に行くんですが、その惑星しかり、惑星に行く前の地球での雲の描写然り、どこをとっても綺麗です。

切なさ

これも新海さんのお得意の分野だと思っていますが、作品からにじみ出る切なさは半端ないです。

「透明感のある作品」というんでしょうか、ごちゃごちゃとせず、紡がれる言葉がこっちの感情を震わせる感じです。

そこには、音楽の存在や演出の力が大きいと思います。新海さんは盛り上がりの部分で魅せるのが上手いです。

別作品ですが、管理人は新海さんの「言の葉の庭」でストーリーに納得がいっていないのに泣かされるという現象にあいました^^;

紡がれる言葉

さっきの切なさとかぶる部分ではあるんですが、新海さんは当たり前の風景の当たり前のありがたさをとても美しい言葉でまとめあげ、そしてそれをこちらに伝えてくれます。

例えば主人公とヒロインが遠く離れたところで、お互いを思い合うというラストのシーンで

懐かしいものがたくさんあるんだ

ここには何もないんだもん たとえばね

たとえば夏の雲とか冷たい雨とか秋の風の匂いとか

傘にあたる雨の音とか春の土の柔らかさとか

夜中のコンビニの安心する感じとか

それからね 放課後のひんやりとした空気とか

黒板消しの匂いとか夜中のトラックの遠い音とか

夕立のアスファルトの匂いとか…

と互いに男女が語りあう形で紡がれます。

これに新海流の綺麗な風景映像が組み込まれ、さらに澄んだ曲が追加されたらも~切ないっす。

オススメできないポイント

キャラデザ

ここはホント許してやれよって思われると思いますが、ここが気になる人いるんじゃないでしょうか。

よく2ちゃんとかで扱われる作画崩壊レベルの絵の瞬間も若干あります。

とはいえ、一人でこれだけのものを作り上げて、さらには背景とか魅せ方とかしっかりしているんだからご愛嬌じゃないでしょうかね。

ちなみにキャラデザでいえば、どうも管理人は「最終兵器彼女」の作画とかぶるんですが気のせいでしょうか。

この作品も切なかったな~。

 

ストーリー

正直、ここで好き嫌いが別れちゃうかなと思います。

というのも、「結果どっちつかず」な感じがするからなんですよね~。

一文あらすじでも書きましたが、このお話はSFチックです。

簡単に言うと、NASAが火星で遺跡を発見。しかし、同時に宇宙人と遭遇して全滅させられてしまう。

その宇宙人を追って、地球人が宇宙に戦争をしに行くんだけど、その中のひとりに選ばれたのが女子中学生のヒロイン。

宇宙人を追ってヒロインはどんどんと遠くの宇宙へ。地球に残った彼氏と彼女の距離はどんどんと離れていき、連絡にかかる時間もどんどんとかかるようになってしまう…

っていう話。

SFを楽しみに見る人にとっては、なんで地球人を宇宙人が襲うかというのは解説はされる。けど、他のクルーとかは?宇宙の生活は?

宇宙服が何で学生服のままなの?ヒロインが迎撃隊に選ばれた理由は?通信手段携帯かよとか、結構気になるところが出てきてしまう。

一方、恋愛話として捉える人にとっては、なぜヒロインは彼のことが好きになったのか、彼と彼女の関係がもうちょっと描かれていないと感情移入しにくいよ。

って感じになっちゃうんですよ。

まぁ約25分の映画。さすがにそこまでは描ききれなかったというのが実情かもしれません。

まとめ

映画「ほしのこえ」、管理人は新海さんの映画監督の出だしとして一人で作ったというところに気持ちが動くし、内容も好きです。

たしかに、ストーリーの粗を探そうと思えば出てきてしまうんですが、この作品が最後のまとめで語られるように「二人の距離は離れていても近い」ということを語っている。

映画全体を通して、二人の距離を語る話であり、あとのストーリーは付属品でしか無い。そして、なにより風景や演出を魅せたかったとのだと思えば、すごく納得のいく作品です。

管理人はよく新海さんの作品を観るときは、全体じゃなくて部分部分で観てしまいます。

全体で観るとう~んて思うところでも、このシーン、この演出うまいな~と感心する感じです。

そういう観方が出来て、新海さんの作品が好きだ~。「君の名は。」面白かった!っていう人は一回観るといいんじゃないでしょうか。時間も約25分と短いですし、後悔はしないと思います笑

そうそう、それと猫好きの方。是非DVDに収録されている「彼女と彼女の猫」を観てください。アプリ「ねこあつめ」に出てきそうな猫ちゃんが登場します。

さらには、その声を新海さん自身がされているので、新海さんの声ってどんな声だろうっていう方にもオススメです。

ちなみに、DVDの音響設定のところで声優が選べて本編の「ほしのこえ」で主人公の声を新海さんが担当されているバージョンも収録されています。