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絶対に感情移入するな! 映画「怒り」広瀬すずと森山未來 ネタバレ

この記事の所要時間: 626

どうも管理人katuです。

さて、今回は映画「怒り」の中でも最も重大パーソン。

広瀬すずと森山未來ペアのネタバレをしようと思います。

正直、こちらでも書きましたが映画「怒り」はどうしようもないやるせなさが残ります。

映画「怒り」はカップルでは絶対に観に行くな! ネタバレ&感想付きで解説

そして、その原因ともなるのが実は‥

以下は、映画の確信に迫る完全ネタバレの記事ですのでご注意ください。

映画「怒り」予告動画

映画「怒り」

三人の怒れる男たち

映画「怒り」では、ある精算な事件の犯人に似ている三人の怒れる男たちの物語が繰り広げられます。

これまでの記事で二人の男たちの怒れるテーマの話を書いてきました。

渡辺謙&宮崎あおい の怒り
妻夫木聡&綾野剛 の怒り

そして、本作のテーマである「怒り」を管理人が一番感じ取ったのが今回の「広瀬すず&森山未來 編」です。

映画「怒り」広瀬すず&森山未來 編

出会い

本島から沖縄へ母親と二人だけで引っ越しをしてきた小宮山 泉(広瀬すず)は地元の青年の知念 辰哉(佐久本宝)に連れられてボートで無人島の星島へと案内されます。

無人島であるはずの島で、泉は田中 信吾(森山未來)と出会います。彼は、島の廃墟に住んでいて自分がここにいる事は誰にも言わないで欲しいと頼みます。

平穏な日々

最初は、案内した辰哉にも信吾の事を話さなかった泉でしたが、信吾に関心を持ち、何度も島を訪れるうちに彼のことを紹介します。

そんなある日、辰哉は父親が那覇へ沖縄軍撤退のデモのために同行するので泉も一緒に行かないかと誘います。

辰哉にとってはデモは格好の悪いもので、好意を寄せている泉を那覇に連れて行って一緒に映画を見るついでのものでした。

泉は辰哉と共に那覇へ向かいます。

予期せぬ出会いと悲劇

那覇に行った二人でしたが、予期せぬ人物に出会います。

星島にいるはずの謎の男、信吾でした。ふとしたところで信吾と出会い、三人は居酒屋で飲むことになります。

酒に酔いつぶれ、潰れた状態で泉に告白めいたことを口走しる辰哉と二人よりも年齢が高く、自分の意見を持ちあっけらかんとしている信吾。

泉は、辰哉よりも信吾の方が数倍魅力的な人物に映ります。

信吾と別れ、酔いつぶれた辰哉を介抱しつつ帰ろうとした泉でしたがふと目を離すと辰哉の姿がありません。

彼女は心配し、彼を探しますが誤って外国人の飲み屋街に入ってしまいます。

屈強な男たちが集い、お世辞にも良い環境とはいえない場所を走って通り泉は辰哉を探します。

しかし、見つからずどうしようかと思っていた矢先、泉は米兵二人組に捕まってしまい公園でレイプされてしまいます

泉の心の傷

実は、泉が外国人に捕まってしまった時辰哉は公園の影で怯えていました。

酔はすっかり覚めていたものの、屈強な米兵に立ち向かうほどの度胸は彼にはなかったのです。

そして、誰かが「ポリス!」と叫び、米兵が逃げていきました。

辰哉はようやく彼女に近づきましたが、地面にうずくまったままの彼女に「何も言わないで。誰にもこのことは言わないで」ときつく口止めをされます。

警察や救急車を呼ぶことすら、彼は彼女に止められたのでした。

男たち

当然、辰哉は自分の責任を強く感じていました。

しかし、泉に口止めをされているために何もできません。そして、自分ひとりでは何もこの状況を変えることが出来ないこともわかっていました。

辰哉はどうすることも出来ない心の悩みを、泉のことだとは隠して信吾に話します

信吾は島を出て、辰哉の民宿を手伝っていたのでした。

信吾は自分は何も出来ないが、辰哉の味方だと言って彼を安心させるのでした。

激変

しかし、数日後信吾の行動が荒れ始めます

理由を問い詰めると、実は泉がレイプされた現場にいて何も出来ず、「ポリス」と叫んだのは自分だったと告白をするのです。

辰哉は信吾の事をさらに信用し、共にどうすればいいのか考えようとします。

そんな中、東京で起きた凄惨な事件の犯人が逃亡中でその犯人の顔がテレビで放送されました。

その後、信吾は辰哉の民宿の食堂をめちゃくちゃに破壊して家を出ていきます。

信吾の正体

まったく意味がわからず、1人逃げられない問題から取り残された辰哉。

逃亡中の犯人が信吾である可能性も感じながら、それでも彼を信じて彼が住んでいた星島に1人向かいます。

今までは入らなかった信吾の住んでいた廃墟。その壁にかかれていたのは、凄惨な事件の現場に書かれていたのと同様の文字。

」でした。

そして、信吾は驚くべきことを口にし始めます。

自分があの事件の犯人であること。自分は誰が自分を信頼しているかわかること。そして、どうして人は簡単に人間を信用するのかわからないことでした。

さらに信吾の告白は続きます。

泉のレイプされた現場に自分は確かにいた。しかし、ポリスと呼んだのは自分ではなく、知らない男だったと。

随分前から泉が男達に狙われているのを知っていて、それでも何もせずに後をつけていたと。なぜあの時余計な邪魔入れたのか。なぜアイツら最後までやらなかったのかと。

つまり、信吾は泉が自分を信用していることを知り、さらに泉が狙われていることを知り、むしろ襲われることを望んでいたというのです。

辰哉は信吾の事を完全に信じていた側の人間で、彼の正体に驚きます。そして、今度は自分が葬られる番であることを悟りました。

さらに泉が狙われていたことを知りながら、むしろ襲われることを願っていたことを知り、彼女の気持ちを裏切ったこと。

自らの気持ちを裏切ったことに「怒り」信吾をハサミで刺して葬ってしまうのでした。

彼女の怒り

こうして事件は幕を閉じます。

残された彼女は、1人星島に向かいます。

「怒」の文字を見つけ、さらに信吾が壁に残した泉に対するひどい言葉を辰哉が消そうとした跡も眺めます。

そして、海に向かって声にならない「怒り」をぶつけ、叫び続けるのでした。

まとめ

正直、この話が最もひどく、もっとも裏切られるものです。そしてこの話があるからこそ、映画「怒り」は怒りたりえると思えます。

劇中、泉は本当にかわいくて純真で、汚れのない少女でした。そして、最後には最もひどい形で裏切られ、救いのない終わり方を迎えます。

管理人は劇中で、広瀬すずかわええ~(゜o゜)

とか思ってしまったので、ホントひどく苦しい映画になりました。

また、この映画は沖縄の米軍問題が語られますが、それだけで終わっていないのも印象的でした。

むしろ、語られるのは一部のみ。それ以上に恐ろしいのは一般に隠れた狂気なのではないかと思わせる映画構成‥

と語ると、長くなってしまうので、これはまた別の機会にとっておくことにします。

長い文章お読みいただき、ありがとうございます!

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