漫画「夏目友人帳」13巻 特別編10 西村と夏目の出会い その②
前回は漫画「夏目友人帳」13巻 特別編10のお話の「あらすじ」や「見どころ」をまとめました。
まだの方はぜひこちらから
⇒漫画「夏目友人帳」13巻 特別編10 西村と夏目の出会い その①
今回は名言まとめを中心に記事を書いていきます。
漫画「夏目友人帳」13巻 特別編10 「西村と夏目」
名言まとめ
夏目の笑顔
いつもニコニコしている転入生の笑顔をはじめて見たような気がした
でもそれは裏を返せば
いつもの笑顔は嘘なんだなと思った
西村が居眠り中の夏目を起こして、夏目が礼を言ったシーンでの西村の気持ちです。
夏目は、この時妖かしに襲われる夢?を見ていたために、起こした西村を妖かしと思って「来るな!」と叫んでしまいます。
またやってしまったという気まずい夏目に対して、西村は笑いのツボに入ってしまった。まさかの西村の反応に夏目は照れます。
一方、西村は西村で、笑いすぎてしまったと思ったところ、夏目が逆に笑顔でお礼を言ってくるという。
二人の性格がいい意味で噛み合った瞬間です。
西村の夢?
「先生、西村は‥忘れているかもしれないけれど」
「おれにとって特別なんだよ
あの教室で一番最初に声をかけてくれたんだ」
「うれしかったんだ‥おれ」
「うれしかったんだよ 先生――‥‥」
にゃんこ先生のおかげで無事に取り憑いていた妖かしを追い払えた西村でしたが、その余波なのか足を滑らして気絶してしまいます。
そんな中で、彼の頭に響いていたのがこのにゃんこ先生と夏目の会話でした。
夏目と西村はこのあと更に仲良くなってきますが、夏目にとって、西村はそういう意味でもホントに大切な存在なんですね。
西村もこの発言のあと
ああ だったら夏目
猫なんかと話してないで
もっといっぱい話をしよう―‥
と心のなかで言うんです。
このことからも西村って優しいやつだな~って思えます。
まとめ
今回、2記事に渡って「夏目友人帳」13巻 特別編10 「西村と夏目」をまとめました。
あらためて名言まとめてみると、作者の緑川ゆき先生の言葉の使い方が好きだな~って思いました。
例えば
いつもニコニコしている転入生の笑顔をはじめて見たような気がした
でもそれは裏を返せば
いつもの笑顔は嘘なんだなと思った
なんて、ふとした人の表情を捉えて人がそれをどう感じ取るか。
普段あまり言語化していない、もやっとした気持ちをうまく言語化して、漫画にしていくっていう。
う~ん上手いですね!
今回は西村のまとめでしたが、実は次回の話はもうひとりの相方。北本を中心とした話みたいですよ♪
気になる~。
前の記事
⇒漫画「夏目友人帳」13巻 特別編10 西村と夏目の出会い その①
漫画「夏目友人帳」の他の記事はこちら
⇒漫画「夏目友人帳」まとめ