映画「マイレージ、マイライフ」ライアンがかわいそすぎてツライ…

洋画

どうも管理人 katuです。

今回は、久々の低評価の映画「マイレージ、マイライフ」の主人公ライアンがかわいそすぎなので、それについて書いていきます。

ホント、何で彼はこんな仕打ちを受けなきゃならんのかって感じです。

ライアンの悲劇

ライアンとは

コチラの記事でも書きましたが
ダレ得?映画「マイレージ、マイライフ」

この映画の主人公、ジョージ・クルーニー演じるライアン・ビンガムはザ・デキる男って感じのビジネスマンです。

仕事は「解雇宣告人」です。解雇宣告をして裁判沙汰や暴力沙汰にならないように、企業側が直接解雇をするのではなくて、別の解雇専門の会社がそこに一枚噛んで解雇するというものです。

彼はこの仕事で、世界各国を年がら年中飛び回り、家にいる時間よりも外国にいる時間が長いというとんでもない日常を送っています。

彼はとてもスタイリッシュ。旅慣れした感じで、手荷物をまとめ、空港、ホテルに華麗に到着します。そして外見だけではなく、仕事もちゃんと出来るというカッコいいビジネスマンなんです。

そんな彼のモットーは、「バックパックの中に入りきらない人生の持ち物は背負わない」というもので、いわば無関心。不所有の思想でした。

彼には夢があり、マイレージを1000万マイル貯め、飛行機に自分の名前を残し、フィンチ機長というお偉いさんに面会することでした。これは人類で達成した人は6人しかおらず、彼が達成すれば間違いなく最年少の七人目と讃えられるというものでした。

彼の転機

さきほどの
ダレ得?映画「マイレージ、マイライフ」

にも書きましたが、完璧と思える彼に転機が訪れます。まず最初に、アレックスという素敵な女性に遭遇したことでした。しかし、後ほど詳しく書きますが、この女性こそが彼を転落の道へと誘う悪女だったんです。

次に現れたのが、新入社員のナタリー。彼女は、まだ大学を出て少ししか経っていないのに、いきなり会社の大事な舵切りのプロジェクトを任されています。

それが、彼女の発案した「インターネットを使った解雇宣告」です。実際に現地に行かなくてはならない、解雇宣告人は当然費用がかかります。彼女はそれに目をつけて、会社で解雇宣告が出来るようになれば大幅なコストダウンが可能になると考えたんです。

しかし、これに長年解雇宣告人を務めてきたライアンが反発します。そこで、新人の彼女を連れて実際の解雇宣告を教えるようにと上司から命令を出されてしまいます。

スタイリッシュに旅を重ねてきた彼ですが、まだ年端もいかない旅慣れしていない部下を連れて旅をすることでその動きも鈍ります。

と、同時にライアンの妹の結婚式が数週間後に行われることが決定します。そこで、ライアンは結婚式の余興として各国で妹夫婦のパネルを撮影して欲しいと頼まれます。そのパネルはライアンが普段持ち歩くスーツケースからはみ出、決してスタイリッシュとは言えない風貌になってしまいます。

旅行に不慣れの部下と、妹夫婦のパネルを持つ事でいままでのスタイリッシュなライアントとは異なる転機がやって来ます

悪女 アレックスとは

ライアンが最も会ってはならなかった女性。それがこのアレックスです。

彼女もライアン同様世界各国を仕事で飛び回っていて、ライアンとは旅の話や価値観が似ているということですぐに親しくなりました。

そして、その価値観のひとつとして、お互いが割りきった関係で付き合うというものがありました。つまりは、後腐れのない肉体関係です。

お互い、非常に魅力的な大人同士。現実逃避、息抜きにはちょうどよい相手だったのでしょう。それはお互い理解していたつもりでした

しかし、アレックスにライアンは恋をしていたのです。それは、彼女の事を妹の結婚式に招待する事でわかります。アレックスも最初は断るものの、ライアンの頼みということで結局それを了承し、二人で結婚式に参加します。

結婚式を終え、また別々の行動をする日常に戻った。かのように見えた二人でしたが、ライアンは違いました。

今までは、「バックパックの中に入りきらない人生の持ち物は背負わない」というモットーを持っていた彼でしたが、皮肉にも自身のその考えを伝える大きなイベントの最中に気づきます。

このままではダメだと。彼は、今まで行ったことのなかったアレックスの家に急遽訪問します。

呼び鈴を押し、中からアレックスが出てきたと同時にその背後に子供の姿が。そして旦那さんの声が聞こえてきます。そう、彼女は既婚者だったのです。

そして旦那さんに、誰なんだと聞かれたアレックスは、道に迷った人だと彼に告げるのです。

ライアンは悲痛の面持ちで帰路につきます。そんなライアンの携帯電話が鳴ります。アレックスからでした。彼女は、彼がなぜ家に来たのか。そしてそれは困ると伝えます。

お互い割りきった関係だったはず。あなたは逃避の相手、私は息抜きのつもりだったと残酷にも伝えます。そして、自分は大人の女なのでまた会いたくなったら電話してくれと言うのです。

そして、悲しみにくれるライアンにさらに追い打ちが。今まで目標だった「マイレージを1000万マイル貯める事」が皮肉にも、アレックスのところから戻る途中に達成してしまうのです。

皆が祝福モードの中、彼だけがテンション違いです。当然ですね。彼は完全に目標を失うのでした。

アレックスのどこが悪い?

結局、お互いが理解したうえで大人の関係を築いていて、ライアンが勝手に本気になっちゃっただけ。たしかにそう思えます。

しかし、大人の女で自分が既婚者であるならば住所を教えるべきではなかったし、ライアンの気持ちが自分に真剣に向いているとわかった段階で会わないことを告げるべきです。

しかし、アレックスは自分が既婚者であることを隠した状態で本気のライアンを手元に置こうとしたんですね。ここが悪いと思うところです。これは優しさなんかじゃないです。

まとめ

この「マイレージ、マイライフ」の映画は結局のところライアンに救いを最後授けているんでしょうか。別記事で詳しく書きますが、あるメッセージは伝わります。が、それを伝えるためにこの映画が作られたのだとしたらあまりに内容が乏しいです。

ライアンかわいそすぎな状態で終わるわけです。完璧だったはずの敏腕ビジネスマンは、大事な自身の講演もほっぽり出して自分を変えようと思ったらそれを叶えることが出来ず、自分の目標だった「マイレージを1000万マイル貯める事」を最悪の状態で迎えて目標を失う。

ホントに後味の悪い映画です。

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