映画「60歳のラブレター」魚屋夫婦に訪れた悲劇

邦画

どうも管理人 katuです。

今回は、映画「60歳のラブレター」の魚屋さん。元気ではつらつとした奥さんと、旦那さんのもとに訪れてしまった悲劇とそれにまつわるお話を書いてきます。

ちなみに、同映画で熟年離婚・再婚?の橘夫妻の話についてはこちら
映画「60歳のラブレター」熟年離婚の果てに何をつかむか… 橘家の場合

映画「60歳のラブレター」魚屋夫婦

出会い

いまは魚屋をやっている松山正彦は、昔は音楽バンドを組んでいました。そこそこの人気はついたものの、特にプロになる程ではありませんでした。

そんな中で、ファンの中で一番に可愛い子と結婚をします。そう、現在妻 松山光江です。

日常

町の小さな魚屋である松山家は、お金持ちに慣れるはずもなく。しかし、それに卑下すること無く、夫婦でお互いの悪口を言いながらも活気のある魚屋さんを営んでいました。

夫の正彦は酒がたたってか、糖尿病に。医者に勧められてウォーキングをしています。彼の前を歩くのは、遅いぞ糖尿!と声をかける妻 光江です。

正彦はウォーキングの途中で、ポール・マッカートニーが使っていたのと同じギターのD-28を見つけます。しかし、低収入の彼には手の届く額ではなくがっかり。

そんな彼の耳にまた妻の声が。遅いぞ糖尿!

変化

そんなある日、夫が定期健診で病院へ行くと医師から酒を飲んでもOKという許しがでます。喜ぶ、正彦でしたが、直後に光江が病院のドアに額をぶつけます。

最近頭をぶつける機会が多くなったと愚痴る光江に対して、医師が不審に思います。そこで、簡単なテストをするとなんと視力の半分がかけていることが判明します。

詳細に調べてみると、脳に腫瘍があることが見つかるのです。手術の成功は五分五分の確率。実は夫の糖尿よりも、光江の病気の方が重大だったのです。

決断

不安がる夫に対して、光江は手術することを決断します。そして、手術前のベットで、押し入れのふすまがガタついているので絶対に直してくれと頼みます。

夫も、絶対に手術が終わったら田舎に一緒に行って暮らすぞ。と勇気づけます。

不安

光江の手術が終わりました。一応、無事に終わったものの、まだ予断を許しません。麻酔が翌日の午後にきれてちゃんと意識が有り、両手が動けば手術は成功とのこと。

入院生活のことも考えて、その夜正彦は家に帰って荷物をまとめます。そして、ふと妻の言った言葉が頭をよぎります。

押し入れのふすま。確認すると、しっかりと動きます。おかしいなと思い、一応反対の方のふすまを開くとそこには、正彦が欲しがっていたギターがありました。

そう、光江は糖尿病でウォーキングを頑張る夫のために、へそくりでギターを買っていたのです。

正彦はそのギターを持って、病院へ駆けつけます。そして、ビートルズの名曲「ミッシェル」という愛の歌を意識のない妻のために引き続けます。

安堵

翌日の午後、声もガラガラになり、息も絶え絶えで歌っている夫の歌に妻が反応します。

そして、なんか下手になったみたい。でもいまの方が味があっていいけど。とつぶやきます。正彦は、妻の両腕が動いた事を確認すると泣き崩れ、光江はそんな夫の頭を優しく撫で続けるのでした。

まとめ

この松山家の話は今回のこの映画の中で、一番庶民派の人々として描かれています。

夫婦で悪態をつきながらも、たとえ金持ちじゃなくても、お互い支えあって生きていく二人。一番共感できるという人もやはりチラホラと見かけました。

この松山家の話は、私も好きで特にギターを見つけた正彦のシーンが特に好きです。彼の気持ちを考えると、胸が熱くなります。

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映画「60歳のラブレター」まとめ